大阪ガン免疫化学療法センター(OCICC)/ 大阪がんクリニック/ 協林会/ 樹状細胞免疫療法懇話会 施設会員・日本ハイパーサーミア学会 認定施設

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トップページ  >  免疫療法・樹状細胞療法について
当施設では樹状細胞を投与するDrは、他院と異なりすべて外科や内視鏡の認定医・専門医をもって活躍している高度の技術を持ったスペシャリストです。リンパ節や腫瘍内に確実に局注することにより、高い効果がえられています。他施設では単に皮膚にうつか、他の施設へ持っていって、うってもらっています。著効例はこちら
頸部リンパ節へエコーを使って注入 肝腫瘍や腹腔内へエコーを使って直接投与
頸部リンパ節へエコーを使って注入 肝腫瘍や腹腔内へエコーを使って直接投与
胃カメラで直接注入 血管造影を使って投与
胃カメラで直接注入 血管造影を使って投与
樹状細胞をペプチドと一緒に投与する施設が多いですが、この場合白血球の型が特定の場合しか投与できません。当院でしかできない腫瘍内投与だとどんな型の人にも可能で、しかも効果が一段とあがります。もちろんペプチドと一緒に投与する事も可能です。
1.癌と免疫
癌は私たちの体の設計図の遺伝子に異常がおきてどんどん増え続けるようになった細胞です。癌細胞は私たちの体のなかでよく発生しますが、普段は免疫システムが排除します。簡単に説明しますと、まず樹状細胞が癌細胞をみつけ、活性化リンパ球などが癌細胞を破壊します。
しかし免疫システムを抑制したり、かいくぐったりするのに成功した癌細胞は成長し、私たちを死にいたらしめます。したがって弱くなった免疫システムを、元に戻したり強くすれば、また癌を抑えることができるようになります。
免疫
2.免疫療法の種類
下記の如く多くの種類の免疫療法があり当院では全て可能です。患者様の癌の種類や転移している場所によってリンパ球が良い場合と樹状細胞が良い場合は異なります。当院では全ての免疫療法の専門家が患者様の病態にあわせて最もふさわしい方法を選択して施行します。
(A) 活性化リンパ球療法(CAT)
血液を採取してクリーンな培養設備で培養し、癌を直接攻撃する活性化リンパ球として、体内へ投与します。αβT細胞が主体です。とくに肺転移や肝転移、そして癌性の胸水や腹水に有効です。
活性化リンパ球療法が開始された約20年前、各大学でT細胞とNK細胞を分離して培養される実験がされました。その結果T細胞の方が1000倍強力で、殺す相手も多いことが分かっています。
(B) γδ (ガンマデルタ) 細胞療法(注目されています)
活性化リンパ球で破壊されない細胞を傷害します。さらに最近分子標的療法(アービタックスやハーセプチンなど)に併用するとその効果が劇的に上昇することがわかり注目されています。
(C) NK細胞療法
T細胞で傷害されない細胞を破壊します。さらに分子標的療法に併用するとその効果が上昇します。
(D)樹状細胞療法(DCワクチン)
直接ガンを攻撃する兵隊が活性化リンパ球なら、兵隊に「ガンはこれだぞ、攻撃しろ」と指示をだす指揮官が樹状細胞です。血液分離装置をつかって樹状細胞をとりだし、これをGM-CSF やIL-4 といった物質で一週間ほど刺激してから体内に投与します。投与された樹状細胞はガンを認識して、リンパ球に攻撃の指示を出します。樹状細胞は癌組織と接触させて癌抗原を認識する必要があります。① 癌摘出術(ライセート)添加樹状細胞――手術などで取り出した清潔な癌組織から抗原を取り出して樹状細胞に添加して投与します。② ペプチド刺激樹状細胞――癌抗原のペプチドを合成して樹状細胞に添加して投与する方法です。手術標本がなくても可能ですが、白血球の型が一致しなかったり、ふさわしい抗原がでていない癌だと使えません。③ 未熟樹状細胞腫瘍内投与――抗原が添加されていない未熟樹状細胞を癌組織やリンパ節や胸腹水に投与する方法です。手術標本が不要で白血球の型の一致しない人でも可能です。最も効果的な方法ですが、確実に癌組織に注入するためにエコーや内視鏡を使いますので、卓越した技術を必要とします。当院では専門の医師が投与しています。
さらに樹状細胞の癌抗原の認識には温熱療法が非常に役立ちます。
温熱療法と樹状細胞を併用することで投与部位以外のすべての癌病変の排除が可能となりました。樹状細胞の投与部位は重要です。癌に近いリンパ節などに超音波などを使って確実に投与します。
ペプチドの皮下投与は簡単ですが、使用したペプチドのあらわれた癌細胞しか効果がありません。腫瘍内局注はエコーをつかったり、内視鏡をつかって確実に樹状細胞をいれるため高度の医療技術を要しますが、ペプチドがわからないすべての癌細胞を樹状細胞におぼえさせて排除することが可能になります。
(E)ペプチドワクチン療法
癌細胞に特有な物質(癌抗原)のうち、癌を抑える免疫をおこさす部分をきめる構造がペプチドといわれるものです。これは癌の種類と患者さんの白血球の型によってことなります。
このペプチドを患者さんに投与して、癌を抑える免疫をひきおこす治療法がペプチドワクチン療法です。樹状細胞療法にひきつづいて施行することで効果が増強します。

当院では「和歌山医大がんペプチドワクチン治療学講座」 と「市民のためのペプチドワクチンの会」を応援しています。治験ご希望の方や御寄付いただける方は下記へご連絡ください。
(和歌山医大、二外 宮沢Dr、勝田Dr)
3.免疫療法だけで癌は治るの?
担当医が癌の専門医、指導医などの資格をもっているかが重要です。(○○学会会員は医師ならだれでもなれます)
癌は発生したころは免疫で排除されますが、免疫システムを抑えたりかいくぐって成長してきますから、臨床でみつかった時の癌組織は免疫だけで抑えるのは簡単ではありません。しかしここで癌を他の方法で弱らせてやりますと免疫療法がとてもよく効くようになります。あまり多くない抗癌剤や放射線や温熱療法を前もって投与すると、癌細胞が少なくなるだけではなく、癌が癌の身を守るために作ったバリア(防御壁)や免疫抑制物質が抑制されて、本来の免疫で癌が排除されるようになります。もちろん抗癌剤だけでは抗癌剤に耐性の癌細胞が必ずのこり、一旦少なくなった癌細胞がまた増えてきます。そしてそのうち体が副作用で負けてしまいます。大切なことは、抗癌剤治療と免疫療法の双方をよくわかった医師が双方を上手に使う事です。
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